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ConTech(建設テック)関連ニュース [2023年1-3月]

日本におけるConTech(建設テック)関連のニュース 2023年1-3月分をまとめております。

2023年3月

3眼カメラ配筋検査システム「写らく」が製品化(Link
清水建設、カナモト、シャープの3社は配筋検査システムの実用化に向け、3眼カメラ配筋検査システム「写らく(しゃらく)」を共同で製品化。配筋検査は、コンクリート構造物の建設プロセスの節目ごとに内部に鉄筋が正しく配置されていることを確認する重要な品質管理業務ですが、効率化は建設業界の重要な課題となっています。「写らく」は、1人の作業者が本体に搭載された3つのカメラで同時撮影した画像を、独自の画像解析アルゴリズムによって解析し、約5秒で検査結果を表示し、従来の配筋検査時間より、約75%の短縮を実現しました。

国交省の革新的技術プロジェクトにみる建設テック試行事例(Link
国土交通省では毎年数十件のプロジェクトを採用し、新技術の研究開発が活発に行われています。遠隔臨場や作業効率の向上に向けたLiDarやドローンの活用、画像解析技術の応用の事例を紹介しています。

2023年2月

段ボール製テントで宇宙生活を検証(Link
東洋製缶グループホールディングス(GHD)と極地建築家の村上祐資氏が代表を務める特定非営利法人・フィールドアシスタントは共同で、宇宙空間の生活をシミュレーションする段ボール製の検証ユニットを開発した。複数の段ボール製テントを組み合わせて、基地を模した閉鎖的な居住空間をつくり、宇宙での生活や地上からのサポートの方法を検証する

KDDI系、鉄塔など設備点検アプリを発表(Link
鉄塔などの施設・設備点検は、(1)高所に人が登って撮影を行い、(2)サビ・ヒビ等の状態を目視で確認し、(3)レポートを手作業で作成しており、高所作業からレポート作成まで多くの時間がかかっていた。2,3の工程を自動化することで作業効率化を推進する

2023年1月

建築業界×AIで物体検出AIの活用広がる(Link
建築業界×AI技術の中で、物体検出については広く活用がされだしております。物体検出にはYOLOという対象の領域推定を行った後、推定されたそれぞれの候補領域に対してクラス分類を行う2段階で検出する手法「R-CNN(Region Based Convolutional Neural Networks)」などと、入力画像を任意のグリッドに分解し、グリッドごとに物体検出を行う手法があります。YOLOは“You only look once”(一目見るだけでいい)の頭文字です。